ナツイチ
みなさん、こんにちは。水守店 営業の松永です。
7月21日は語呂合わせで「ナツイチ」と読めることから集英社では「この夏イチ押しの本を中高生にもっと読んでほしい」という思いをこめナツイチフェアを実施しています。
1994年から始まったこのフェアは、集英社がオススメする文庫を紹介するとともに、普段読まない本に興味を持ってもらったり、新たな発見をしてもらおうとしています。
今年のテーマは「夏の行先は、本がきめる」。新型コロナウィルスで外出も自由にしにくい世の中、本の世界へ旅することはいつでもどこでもできますよね。
ナツイチフェアで紹介されている文庫本は毎年紹介されている作品と年々に変わる作品があります。
毎年紹介されているものは、
「マスカレード・ナイト」/東野圭吾
「鉄道員(ぽっぽや)」/浅田次郎
「人間失格」/太宰治
「坊ちゃん」/夏目漱石
「雨の降る日は学校に行かない」/相沢沙呼
「桜のような僕の恋人」/宇山佳佑 などです。
(自前のAmazon Kindleから抜粋)
「鉄道員」や「桜のような僕の恋人」は映像化されるほど有名ですよね。
「人間失格」や「坊ちゃん」なども内容をよく知らない方でも作品名は知っている、というほどの有名作でもあります。
今年のナツイチで紹介されている作品のなかで僕がオススメしたいのは、
「ソウルメイト」/馳星周 です。
7つの物語が綴ってあり、ラストは号泣します。
僕も家では犬を飼っており、14歳と老犬。感情移入は必至でした。
言葉を交わすこともできないが、ずっと一緒にいることもできない。
だからこそ一瞬一瞬が愛おしく大切に思える。
ペットを飼っている方にはぜひ読んでほしい本です。
さらに可愛がることでしょう。
中高生向けということもあり、↑でも紹介あった中で学生の方にぜひ読んでほしい作品が
「雨の降る日は学校に行かない」/相沢沙呼 です。
女子中学生らからなる6編のお話。
内容は憂鬱な学校生活やいじめなどによるもので、被害者側の気持ちもよく書かれています。
これを読んでいじめに対する考え、行動も見直される機会になるのではと思います。
また、学校生活がいやになってしまっている方も、少し勇気をもらえる部分もあるのではないかと思います。
ナツイチフェアは全国の書店でコーナー化されているところも多いです。
他にも多数紹介されていますので、ご興味のある方はぜひお手に取っていただければと思います。
AmazonではKindle版電子書籍も販売されていますので、そちらもオススメです。
ナツイチのホームペーシはコチラ↓
http://bunko.shueisha.co.jp/natsuichi/