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2022/02/26 | スタッフブログ

F1 2022 レギュ変 パート3

みなさん、こんにちは。水守店 営業の松永です。

 

F1 2022を楽しむためのレギュレーションの変更のご紹介。
今回が最後になります。

燃料
2021年では使用する燃料(ガソリン)のうち7.5%のエタノール(バイオ燃料)が添加されています。
2022年ではさらに増え10%のバイオ燃料の「E10」が使用されるようになります。
FIAは2030年にカーボンニュートラルの目標としており、それまでに徐々にバイオ燃料の混合率を上げ、最終的には水素と二酸化炭素からなる「e-fuel」が添加されるようになっていきます。

 

ギアボックス
2021年では、年間を通して使用できる基数の制限はなく、1基を連続して6レース使用しなければならない、としていました。
6レースの間に交換をした場合にペナルティとしてグリッド降格がされていました。
2022年からはギアボックスがコンポーネント化され基数の制限がつきます。年間を通して3基もしくは4基までとなり、これを超える場合にペナルティが発生します。

 

FP1とFP2の時間の変更
2021年ではFP(フリープラクティス=公式練習)1と2はそれぞれ60分間でした。
2022年ではこの時間が90分に変更されます。

 

パルクフェルメの適用のタイミング
パルクフェルメとは、車両に対して実施できる作業時間の制限のことをいいます。パルクフェルメが適用されるとマシンに対しセッティングの変更などはできなくなります。
2021年まではQ1(予選1回目)のマシンがピットレーンを離れたときに適用されていました。
2022年からはFP3でマシンがピットレーンを離れたときに適用となります。
FP3は本番用のギアボックスも使用されることにもなるため、今まではそこで最終調整ができていましたが、これでさらにマシンコンディションを整えるのが難しくなってきます。
その変わりにFP1と2で時間が延長されているんですね。

 

 

いかがでしたでしょうか。

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