お昼の鐘　3つ

皆さんこんにちは。

水守店営業落合です。いよいよお昼の鐘編最終回です。

 

朝から始まった予選会ですが、夕方になりいよいよ発表になります。

２００組の中から2０組程が選ばれます。

ドキドキして待っているとなんと私の番号が呼ばれました！！！

びっくりでした！

もはや選ばれる基準がわからない！

でも通った！よかった！

その後も番号を呼ばれていきますが一組呼ばれたのにいない方がいました。

予選会の通過発表時にその場にいなかった場合は失格になります。

その方、かなり終盤の予選の番号のサラリーマンの方で、ワイシャツネクタイ姿でものすごいノリノリで歌っていたので、見ていた時も「あ、この人通過しそうだな～」と思っていたくらいでした。

後で聞いたところによると実はその方、通過しても次の日の本選にはどちらにせよ都合が悪く参加できないらしく、思いで作りに予選に参加したとのことでした。本選に出れなくてもその日予選会にいた人の心にはしっかりと刻まれていたと思います。

 

さて通過が発表された方々はそのまま残ってリハーサルです。

本番さながらの演奏での手を叩きながらの入場行進や他の方が歌っている時の盛り上げ方などなど・・・

生放送でやる番組なだけにものっすごい何度も何度もリハーサルをします。

本番と同じようにステージに出て行って自分の番号と曲名を言って歌いだすのですが実はリハーサル時に鐘は全員一つしか鳴りません。なのでテレビでよく見る鐘１つでズコーっみたいな練習を全員します。とても歌の上手い若い女性も、男性ノリノリグループも、親子参加の方もみ～んなズコーっです。さすがにずっと一緒にやっているので出場者同士の仲もかなりよくなっていき、より一体感が出ていたと思います。

リハーサルの他には、なぜ出場したのかどんな思いで出場したのかなどそれそれ面談もしました。

夜２０時ころまでリハーサルは続きます。

 

そして本番当日。朝から集合です。

当日はゲスト小林幸子さん氷川きよしさんのリハーサルも目の前の特等席で見ることができました。

いよいよ本番です。

いつものメロディーで本番が始まり、みんなで手拍子をしながら入場したことは今でもはっきりと覚えています。

自分の番になり、とにかく楽しんでこよう！という思いで歌いだしました。予選会より長く歌え、サビの「ダイアモンドだね～の」直前で鐘がなりました。

結果は・・・

キンコンカンコン　キンコンカンコン　キンコンカン

鐘３つです！！

ズコーっの練習しかしてないし合格するとも思っていなかったため、あまりのことにびっくりしすぎた上に緊張マックスで司会の宮川康夫さんに問いかけられるも自分の名前を忘れてどもるというアクシデントもありました

実は予選会の日は友人の結婚式でした。日にちが重なってしまい行けなかった私は、公共の電波を使って彼女に向かって名前と共に「ごめんね～！」を全国放送で叫びましたよね。

席に戻った時、あまりのパニックぶりに小林さん氷川さんから「大丈夫だった？」と優しく直接お声をかけていただき、今度は喜びのあまり舞い上がったことは言うまでもありません。

小林幸子さん、お背中が開いたお衣装でしたがお肌が白くつやつやでものすごくお奇麗だったこと

氷川きよしさん、とにかく笑顔が素敵でかっこよかったこと一生忘れません・・・

 

本当に夢のような２日間でした。その時の出場者の方の中には今でも年賀状のやり取りをしている方もいます。出場後はいろんな方に声をかけていただきましたし、県外の友人からもたまたま見たら出ててびっくりしたと連絡も来ました。もちろん名前を叫んだ友人からも「名前を出してくれてありがとう！！」と連絡が来ました

余談ですが私は自分の結婚式でのオープニングでこの時の映像を使いました

あの時副社長が何気なく声をかけてくれたことでまさかこんな一生残る素敵な思い出ができるとは・・・。副社長、本当にありがとうございました

 

ちなみに、あんなにたくさん叩くのに「鐘３つ」の意味ですが、キンコンカンコンキンコンカンコンキンコンカンの最後のキンコンカンの３つが合格の合図なのだそうです。そこから合格の場合のことを「鐘３つ」と言うそうです。

先日この鐘の奏者の秋山さんが引退され演奏もカラオケ音源になり、色々様変わりしたところはありますが、いつまでも続いてほしい番組です

 

気になった方是非お声をかけてくださいね