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2022/03/10 | スタッフブログ

インディ2022開幕

みなさん、こんにちは。水守店 営業の松永です。
徐々に早咲きの桜があちらこちらで咲いていますね。
これから3月下旬~4月にかけソメイヨシノなどの品種も咲いてきますから待ち遠しいです。
またバイクでお花見行きたいですねぇ。

 

インディレースも開幕されましたね。
日本からは佐藤琢磨選手が参戦し、今年も盛り上げてくれることを期待しています。
ただ、インディってどんなレースなのか知らない方もいらっしゃいます。
こちらも紹介していきたいと思います。

 

 

インディはF1と同じくオープンホイールというカテゴリーになります。
アメリカ全土のコースを使用しレースを行うものです。
歴史をご紹介します。
インディカーシリーズは1994年にIRL(Indy Racing League)として設立されます。
当時のアメリカではCART(Chanmpionship Auto Racing Teams)が運営するChampCarWorldSeriesがオープンホイールレースとして人気でした。
CARTのレースは市街地コースとロードコースの両方、IRLのレースはオーバルコースのみを使用していました。
2002年にCARTが経営破綻、IRLが吸収しインディカーシリーズ(IndyCar Series)と名称変更しました。

 

 

そんなインディカーシリーズですが、一番有名なのは「インディ500」でしょう。
1911年から行われているレースで1周2.5マイルのスーパースピードウェイを200周、500マイルを走行する過酷なレースです。
このインディ500では順位の価値観が異なり、優勝者以外には価値がないとまで言われています。
2017年と2020年に佐藤琢磨選手が優勝し日本人初の快挙としてニュースにもなりましたね。

 

 

マシンのご紹介です。
インディではイタリアのダラーラ社が提供するDW12という車体を使用します。
外観のエアロキット(フロントウィングやリアウィングなど)がロードコースや市街地コースの「ロードコースパッケージ」とオーバルコース用の「スーパースピードウェイパッケージ」があります。
F1でいう「ヘイロー」と同じようにドライバーを守るためのエアロスクリーンも近年では装着されるようになりました。
エンジンはシボレー(GM)とホンダの2社がマニュファクチャラーとして供給しています。
DOHC 2.2L V6 ツインターボエンジンで、550~700馬力と言われています。
燃料はバイオエタノール85%+無鉛ガソリン15%の混合です。F1よりバイオ化が進んでいる気がします。

 

 

インディのマシンではF1にはない独特な機構があります。
P2P(Push-to-Pass プッシュ・トゥ・パス)というシステムで、ボタン押すことでエンジンの加給圧を一時的に上げ約60馬力のパワーを発生させオーバーテイクするシステムです。
コースによっては最大200秒間使用できます。

 

いかがでしょうか。
F1とはちょっと違ったオープンホイールレースで、特に市街地コースの場合の迫力やインディ500のレース中の駆け引きが魅力です。
次回にはレース中のことについてご紹介したいと思います。
初戦のファイアストーンでは佐藤選手は10位でした。
次戦は3月20日になります。みなさんも一緒に応援しませんか。

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