笑ったり泣いたり
皆さんこんにちは。
暑い日が続いていますね。
私は毎年恒例の怪しい黒装束での洗車が始まりました。
先日静岡市美術館で催されている「さくらももこ展」に行ってきました。
静岡で生まれ、日本に誇る漫画家の一人であるさくら先生。言わずと知れたあの「ちびまる子ちゃん」の作者さんですね。
私はテレビアニメはもちろんのこと、小中学生の頃にリボンに掲載されている漫画も読んでいましたし、エッセイも読んでいたので
展示会ではさくら先生のどんな世界が見れるのかとワクワクして見に行きました。
入り口にあった息子さんの思いが込められた挨拶から始まる展示ですが
さくら先生の小学校の頃の日記やイラスト、
高校生の頃の作文が「現代の清少納言」と称されたことで始まったエッセイ漫画、
ちびまる子ちゃん、コジコジ、ちびしかくちゃん等々いろんな漫画の作品、
息子さんと作った絵本、
正体を隠して活動をされていたさくら先生が、息子さんからの「お母さんはさくらももこなんじゃないか」という疑惑から逃れるために他の絵も描けると描いた微妙に似ていないのび太としずかちゃんの絵、
エッセイにも書いてあった水虫との戦いの日々のお話の原稿等
眺めて行くうちにくすりと笑ってしまう展示ばかりです。
原稿に綴られた文字からも、何となくさくら先生のお人柄が見える気がしました。
さくら先生が一年間だけやっていた「オールナイトニッポン」の収録の一部が会場に流れていましたが
初めて聞いたその大人になったまる子そのもののような語り口と内容に、なんだか感慨深いものがありました。
おもしろくもあり、たのしくもあり、あたたかくもあるたくさんの作品が
もうさくら先生ご自身からは作られないのかと思うと
切ない気持ちも込み上げてきて
笑いながら見ているのに
ほんの少し涙が出そうになりました。
見終わった後にあたたかい気持ちでいっぱいになる「さくらももこ展」
さくら先生が育ち愛した地元静岡、静岡市美術館での開催は8/23までになります。
是非皆さんもご自分の目で心で感じてきてくださいね。
https://sakuramomoko-ten.com/